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MT車で燃費を良くする運転方法4選+α シフトやアクセル操作方法でガソリン高騰対策しよう!

MT車
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2023年9月現在、ガソリンが異常に高騰している。
国際情勢やどこかの無能政府のせいだろうが、ちょっとでも燃費を良くしないとやっていけない。
そこで、私も燃費を気にして運転をしてみることにしてみた。

現段階で体験して、これは燃費改善に効くな、と思ったことをお伝えしよう。

なお、燃費改善をしようとした場合、スピードメーターや燃費計を気にする運転になりがちだが、くれぐれも凝視はせず、チラ見をするくらいにとどめておいてほしい。
また、あくまで私の体感とアクセラスポーツ15Sの話なので、全ての人や車に当てはまるものではありません。

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車間距離を十分にとる

車間距離をとることは燃費に限らず運転の基本中の基本と言ってもいい。
車間距離を十分に取ることで、事故も減らせるし、実は渋滞も減らせる。
当然、燃費の良いスムーズな運転にも効果がある。

燃費を良くするには、無駄な加速や減速を極力減らすことに尽きる。
細かいテクニック的なことももちろん重要なのだが、十分な車間距離がないと、そのテクニックも活かせない。

だから、車間距離をとって安全に運転をすることが大前提になる。

アクセルやブレーキの操作はスムーズに

「急」のつく操作は極力するな、とよく言われている。
今回の燃費の話でももちろん例外ではなく、急なアクセルや急ブレーキは燃費に悪影響を与えてしまう。

まず、急なアクセルだが、これはガソリンの消費量を増やしてしまう。
自転車の運転に例えると、急なアクセルは立ち漕ぎをして一気に加速するイメージだと思ってもらえるとちょうどいい。
体力を一気に消耗してしまう。
したがって、迷惑にならない程度の加速を得られるところまでアクセルを踏み込んだら、そこから微調整していくのが燃費にはいい。
加速時の瞬間燃費、特に発進時は、本当にえげつない。
私のアクセラスポーツ15Sだと、1速や2速でアクセルをちょっと踏み込んで加速しようとすると、瞬間燃費が4~5kmくらいと表示される。
だから、ストップアンドゴーの多い渋滞だと燃費が極端に悪くなる。

ちなみに、5秒かけて20km/hまで加速するのが燃費がいい、という説があるがあれは嘘だ。

燃料消費率等高線というものがあり、車にもよるが一般的には下記のような感じになる。

モーターファンより
https://motor-fan.jp/tech/article/13315/

5秒で20km/hまで加速というのは、1速の加速力を考えると、ほとんどアクセルを踏んでいないと思われる。
つまり、等高線の数字が大きいほど燃費がいいという意味だが、この加速は左下あたりの燃費が最悪の部分で5秒間も引っ張っているということだ。
そして、これを鵜呑みにしているドライバーは、それ以降の加速も推して知るべしだろう。

渋滞ならそれも仕方ないが、流れている道でそれは燃費も大して良くないし、後続車にも迷惑だ。
流れを阻害し、渋滞を作り、皆の燃費が悪くなる。

逆に、40~60km/hの巡航速度までアクセルを踏みすぎずに、速やかに加速していくのが、却って燃費のいい運転になる。

巡航中もアクセル操作は丁寧にする必要がある。
基本的に巡航中は、一般的にはアクセル開度を一定にするのがいいと言われている。
ちょっと補足をすると、どの程度の一定よ?というと、加速も減速もしない程度の踏み具合で一定だ。
当然ながら、平坦な道、坂道、道路の混雑状況によっても変わるので一概には言えないが…。
私の場合、巡航速度の40~60km/hくらいで平坦な道だと、アクセルペダルをほんの1~2センチほど踏み込む程度だ。
おそらく、こんなちょっとしか踏まないでいいの?と思うくらいだ。

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ちなみに、トヨタのハイブリッド車のちょっとした小ネタとして、エンジンで巡航しているときに、あえて一瞬アクセルを離すとEV走行に移行する。(他メーカーはわからない…)
その時に、上記の加速も減速もしないアクセルの踏み具合で走ると、EV走行を継続できる。(充電状況にもよるが)
ハイブリッド車に乗っている人には常識かもしれないが、レンタカーやカーシェアなどでたまに乗る人は、是非試してみるといいだろう。
ハイブリッド車は「左側が暇な分、右足で色々な操作をしている感」があって、意外と好きだったりする。

次にブレーキはどうか。
これはアクセルのように、踏み具合によって直接的に燃費に響くわけではないが、必要以上に減速してしまうと、再加速をするときにガソリンをたくさん消費してしまう
したがって、無駄なブレーキは極力踏まないようにするために、車間距離を適切にとることや、先の状況を見ながら運転することが必要になる。

早めのシフトアップ

シフトアップの考え方の前提として、これまた段付きの自転車を思い浮かべてほしい。
低いギヤだとペダルは軽く漕げるが、スピードが出ない。
逆に高いギヤだとペダルは重いが、スピードが出る。
そして、スピードが乗った状態であれば、高いギヤでも軽く漕げるようになる。
速度の乗った状態で、できるだけ高いギヤを維持すれば、無駄な体力を使わずに速く走れる。
自動車工学的な難しいことは抜きにして、車のギヤもこれと同じようにイメージすればわかりやすい。

燃費を気にするのであれば、シフトアップを気持ち早めにするといい。
とはいっても、あまりに早すぎるシフトアップだと、エンジンの回転数が落ち過ぎて、加速しなくなってしまい、かえって燃費を悪くしてしまう。

だから、同じ速度でも2段上のギアというような極端なシフトアップではなく、いつもより最大で1段早いかな?くらいがちょうどいい。

具体的には、私のアクセラスポーツ15Sは、普段は、だいたい速度÷10=ギアの段数となるくらいにシフトアップの案内がメーター横のディスプレイに表示される。
20km/hならば2速、30km/hになったら3速、といった具合だ。
これを15km/hで2速、25km/hで3速、というように車側の案内よりも気持ち早めにシフトアップする。
体感的には、平坦ですいている道を40~60km/hで走るような場合は、いつもより1段上のギヤでも問題なく走れている。

もちろん、周りの状況や路面の状態などでも変わるので、目安程度に考えてもらえればいい。
下り坂だともっと早めにシフトアップすることもある。
極端な場合、下りの後にすぐ登りがあるような坂道だと40km/hくらいで下り坂に差し掛かったら、6速に入れてしまってアクセルを踏まないで走る、ということもしている。

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ギヤが適正な段数に入っているかは、慣れれば走っている感覚で何となくわかるようになる。
適正なギヤだと、無理なく一定速度でスーッと走っている感じがするのだ。
抽象的で申し訳ないが、本当にそういう感覚になる。
ギヤが適正段数より低いとエンジンが唸ってしまい、逆に高いと加速が鈍って失速してしまう。

エンジンブレーキを活用する

エンジンブレーキは、アクセルを離した状態でエンジンの抵抗でタイヤの回転が止まることだ。
エンジンブレーキがかかっている状態だと、ガソリンは消費しない。
車にもよるが、ブレーキペダルを踏むほど強くは減速しないので、一気に減速するまでもない微妙な速度調整はエンジンブレーキで行うと良いだろう。
速度が急激に落ちるわけではないので、再加速もスムーズだ。
くどいようだが、加速の時にめちゃめちゃガソリンを食うので、必要以上に速度を落とさないことが燃費には重要だ。
もちろん、速度を落とさないことに執着して、追突なんかしちゃいけないが…。

その他燃費改善の補助的なこと

エアコンの使用を控える

車によっては、エアコンをつけると極端にパワーダウンすることがある。
特に軽自動車など、もともとエンジンパワーの小さい車だとそれが顕著に出てくる。

これは、エアコンを使わないということでしか解消できないので、残念ながら夏場は諦めるしかない。
夏以外でエアコンをつけるほどでもないな、という時は窓を開けて、外気を積極的に通すといいだろう。

とはいえ、ドライバーや同乗者の体調を損ねるほど、エアコンを我慢する必要は一切ない。
体調の方が、たかが数十円数百円の燃費なんかよりよっぽど大事だ。

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タイヤの空気圧を適正に保つ

タイヤの空気圧も若干燃費に影響を与える。
JAFのテストによると、空気圧が適正値に比べて30%減では平均4.6%、60%減では平均12.3%燃費が悪化したという結果になっている。

空気圧と燃費の関係は色々複雑な要素があるので一概には言えないが、一つの理由として、空気圧が低いとタイヤが必要以上に潰れて、設置面積が増えることで抵抗も増える、ということが挙げられる。
じゃあ高ければいいのか、というわけでもなく、今度はタイヤが変形しづらくなり、中心だけがすり減ってしまったり、乗り心地が悪化したりする。
空気圧は高すぎても低すぎてもダメで、やはり適正空気圧が一番ということだ。

空気圧に関しては、たぶん、同じことをこれまた自転車で体感したことがある人は多いのではないだろうか。
空気が抜けかけた自転車はペダルも重く走りづらいが、空気を入れると驚くほどスーッと軽快に走れるようになる、あの感じだ。

空気抵抗を減らす

車体の形状によっても空気抵抗は変わり、ミニバンやトールワゴンなどの四角い車は抵抗が大きく、セダンやクーペなどの流線形の車は小さくなる。
一般道ではそこまで影響は大きくないが、高速道路だとやや影響が出始める。
車が高速走行する場合の空気抵抗は、速度の2乗に比例すると言われており、速くなればなるほど空気抵抗がより大きくなる。

したがって、あまり速度を出し過ぎても空気抵抗によって、若干燃費が悪化することがありうる。
だいたい80~100km/hくらいが空気抵抗が大きくなり過ぎないでいい感じだ。
制限が120km/hのところもあるが、そこは流れに任せるしかないだろう。
高速を140km/hくらいでイキってるミニバンなんかはまぁ…ご苦労さんです、ってことだ。

無駄な走行距離を減らす

そもそも乗らなければガソリンは消費しないので、徒歩3分のところに車で行ったり、目的のないドライブなど、無駄な運転は控えるのがいい。

まぁ、私のようなドライブ中毒者は、あてのないドライブこそ最高の楽しみだったりする。

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まとめ

国際情勢やどこぞの無能政府の無策のせいでガソリンが高騰していて、日常的に車を使う人には死活問題だし、そうでなくても気軽にドライブというのも控えなければならない人もいることだろう。

車間距離を十分にとって、適切なシフト操作、スムーズなアクセルとブレーキ操作で少しでも燃費を稼いでほしい。

燃費のいい優しい運転は、ものすごくスムーズではたから見ても運転が上手く見えるはずだ。
是非そういう運転を目指していきましょう。

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