スポンサーリンク

エンジンブレーキがうざい、という信じられないことを言うドライバーがいるらしい…

MT車
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

真偽のほどは定かではないが、どうやら、エンジンブレーキがうざい!ブレーキランプがついていないと追突しそうで危ない!迷惑運転だ!とかいう寝言を言うドライバーがいるようだ。
運転レベルの低下が著しいのか、時代が変わってしまったのか、大変嘆かわしい。
願わくば単なる釣りであって欲しい。

ちなみにこんなことを言うと、誤解されそうなので先に弁解しておくが、私を含むエンジンブレーキを使っているドライバーが、何もエンジンブレーキオンリーで止まるというわけではない。
ある程度減速してきたら、ちゃんとフットブレーキも使うし、何ならポンピングブレーキ(ブレーキペダルを何回かに分けて踏む)だって使う。
あくまでエンジンブレーキは減速の取っ掛かりに使う「補助」みたいなものだ。
そもそも、エンジンブレーキで止まるには、現実的には(車にもよるが)1速まで落とさないと多分無理だろう。

スポンサーリンク

エンジンブレーキはうざくない

後続車は、前の車がエンジンブレーキをかけて速度が落ちた場合に、ブレーキランプが点灯しないため、その車の減速を察知する必要がある。
そのため、車間距離を十分に取ることが重要だ。
車間距離が十分であれば、前方車両の減速や停止に対して落ち着いて対応ができるはずだ。

もし、前方の車がエンジンブレーキをかけて速度が落ちていることに気づかず、車間距離を十分に取らずに走行していた場合、最悪、追突事故につながる可能性が高くなる。

運転中は常に周りの状況を確認し、車間距離を十分にとることが、安全な運転の基本だ。

どんなドライバーがエンジンブレーキをうざいと思うのか考察

エンジンブレーキをうざいと感じるドライバーは、適切な車間距離を保っていなかったり、前方の車両がエンジンブレーキをかけて減速していることに気づかずに走行していたりすることが考えられる。

こういうのは、運転スキルが低いために、赤信号ぎりぎりで急ブレーキをかけたり、急発進・急ブレーキだったり、ブレーキを踏んでは加速して踏んでは加速してといった、メリハリのない運転をしている連中なんじゃないかなと思う。

このような運転は、十分な距離をとることができないため、事故の原因にもなることがある。
また、急激な加速や減速は、燃費効率を悪化させることにもつながり、百害あって一利なしだ。

したがって、こういう連中は、運転スキルを向上させて、エンジンブレーキの重要性に気づくことで、エンジンブレーキがうざいと感じることを解消することができるだろう。

エンジンブレーキのメリット

ではここで、エンジンブレーキのメリットを見ておこう。

ブレーキパッドが長持ち

まず、ブレーキの使用頻度を減らすことができるため、ブレーキパッドの消耗が抑えられる。
ブレーキの発熱も抑えられ、制動力を維持することができる。(べーパーロック現象の防止)

燃費が多少良くなる

エンジンブレーキをかけることで、燃費を改善することができる。
エンジンブレーキがかかっている状態では、タイヤがエンジンを回しているような状態になるので、エンジンにガソリンが供給されていない。
もし、車に「瞬間燃費」が表示されている場合は、エンジンブレーキをかけている時は、カンストしているはずだ。

急な下り坂では必須

急な下り坂での運転時には必須だ。
山道なんかだと、「これより急な下り坂。エンジンブレーキを使用せよ」みたいな看板が立っていることがある。
これは、最初のメリットで説明した、ブレーキの発熱が関係する。
長い下り坂をフットブレーキだけで減速していると、摩擦熱でブレーキパッドの制動力が落ちていく。
そして、最後には全く止めることができず、事故につながる。

まとめ

エンジンブレーキはそもそもうざくないし、れっきとした運転スキルの一つだ。
教習所でも習うはずだし、AT車だってレンジの選択でエンジンブレーキはかけることができる。

これをうざいと思うのは、自ら運転スキル不足です、何にもわかっていません、と公言しているようなものだ。

幸いネット上の意見は、エンジンブレーキがうざいとかおかしいんじゃね?という論調が多数派なのでひとまず安心した次第。

メリハリのある運転で安全運転を!

コメント

タイトルとURLをコピーしました