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マニュアル車のシフト操作の練習方法

MT車
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マニュアル車の醍醐味は自分でシフト操作ができるということだろう。
クラッチ操作ほどではないにしろ、これも難しいとかめんどくさいと思う人も多いかもしれない。

しかし、クラッチ操作練習の記事でもお伝えしているが、これは自転車に乗れるようになるのと同じ感覚だ。
実際に何度か運転してコツさえつかんでしまえば、息をするようにシフトチェンジができるようになる。

これを読んで、シフト操作はそんなに難しくないんだ、と思ってもらえたら嬉しい。

早速シフト操作の練習についてご説明していこう。

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エンジンをかけないでシフト操作をしてみる

本当に最初の頃は、エンジンをかけずにシフト操作をして、各段のギアを入れてみよう。
まずは、手や腕の動きを覚えるのだ。
そうすることで実際の運転中であっても、スムーズにシフトチェンジができるはずだ。

運転前の準備運動にもなる。

少し慣れてきたら、イメージトレーニングも兼ねて、実際の運転のように
クラッチを切る
⇒ギアを入れる
⇒クラッチをつなげる
という動作をやってみよう。

もちろん、実際の運転とは違うのだがイメージをつかむことはできるだろう。

実際に走りながらシフトチェンジの練習をしてみよう

準備運動もほどほどに、実際に運転をしながらシフトチェンジしてみよう。
クラッチ操作ほど難しくはないので、そんなに力まずにやるといいだろう。

当然ながら、シフト操作は丁寧にやるのが基本だ。
あまり力を入れてシフト操作をしてしまうと、ギヤなどを痛めてしまう恐れがある。

それぞれの段のギアに、力を使って押し込まない
これが大切だ。

どういうことか?
マニュアル車の運転には、力いっぱいシフトを叩き込むというイメージが少なからずある。
しかし、そんなことしなくてもギアは入る。
軽く押し当てているだけで、不思議と「スコッ」と入るのだ。

レースで0.1秒を削るのならばともかく、普段の運転でそこまで急いでシフトチェンジしなければならない場面はない。
リラックスして次の段、次の段とリズミカルにシフトチェンジすることを心がけよう。

クラッチ操作とシフト操作の関係

ここで切っても切れないのが、クラッチ操作とシフト操作の関係だ。

クラッチを切らないとシフトチェンジはできない。
いや、実際はクラッチを使わないシフトチェンジという技術もあるにはあるが、クラッチが壊れたなどの非常事態でない限り特に使う必要はない。

まず、冒頭で述べた通り操作手順は、
クラッチを切る
⇒ギアを入れる
⇒クラッチをつなげる
という順番になる。

具体的にそれぞれの操作を掘り下げてみよう。

とその前にまず、シフト操作時の基本は「スパっと切って、スコっと入れて、ジワっと繋ぐ」だ。
これを心がけてほしい。

クラッチを切る。
これは特に何も考える必要はない。
クラッチペダルを床まで「スパっと」踏み込めばいい。

次にギアを入れる。
これも先ほど説明したように、力いっぱい押し込むのではなく、チェンジしたい段に軽い力でシフトレバーを押し当てておく。
そうすれば、「スコっ」と入る。

最後にクラッチを繋ぐ。
ここでは「ジワっと」心持ちゆっくり繋げよう。

なぜなら、各ギアには、固有の速度、エンジン回転数があるのだ。
例えば、1速、20Km/h、2,000回転、2速、20Km/h、1,200回転といった具合だ。
これを、回転数が合っていない状態、例えば、20Km/hで2速に入れたい時に、1,800回転くらいでクラッチをいきなり繋ぐと、適正な回転数と差がありすぎて、ドンっと大きな衝撃が起きる。
ジワっと繋ぐことで、この衝撃を和らげることができる。

チェンジ先のギア、速度にエンジン回転数を合わせてスパっと繋いでしまうのがいいのだが、そう毎回毎回ぴったり合わせられない。
だから、ジワっと繋いで少しでも衝撃を和らげよう。
最終的には、できるだけ回転数を合わせられるようになろう。

ただし、いくらジワっと繋ぐといっても、半クラッチ状態を多用するのは良くない。
半クラッチはクラッチの摩耗を早めてしまうためだ。

まとめ

シフト操作はクラッチ操作ほどハードルは高くないが、MT車の醍醐味でもあるので、ぜひ慣れて上達してほしい。

エンジン回転数やクラッチ操作との兼ね合いが最初はとっつきづらいが、これをマスターして衝撃が全くないスムーズなシフトチェンジができた時の気持ちよさといったら、AT車では絶対に味わえない感覚だ。

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