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某MT車あるある系記事が、ことごとくMT車ないないだったのでツッコミが追い付かない

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だいぶ前にWEBカートップでこんな記事があった。
個人的には、「あるある」を装った「ないない」記事だと思う。
もしくは、ツッコミ待ちか…。

マイノリティの声を聞いてくれ! AT大国の日本でMT乗りが「勘弁して」と感じる行為5つ、というものだが、これがことごとく「ないだろ」というものだった。

その5つというのが以下のとおりだ。

  1. 前方の赤信号までAT車はアクセルオフして惰性で進み始める
  2. 上り坂で停まる時、しっかりと真後ろについて止める
  3. 信号待ちをしていて、先頭で停止してしまった場合
  4. バックで車庫入れをしている時に、後ろを横切っていく歩行者や自転車が多い
  5. 右折レーンの先頭になってしまうとすごく憂鬱

かろうじて共感できるのは、2の坂道で後ろにピタッとくっつかれることくらいだろう。

では、ツッコミ待ちと仮定して、ツッコんで行こう。

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前方の赤信号までAT車はアクセルオフして惰性で進み始める

これは、エンジンブレーキとクリープ現象で進むということを言っているようだ。
記事によると、MT車からすると、このノロノロ走りはクラッチ操作のいちばんしんどいところでずっと耐えなければならず、足への負担がハンパない、とのことだ。

ちなみに、私は20年以上MT車を運転しているが、こんな状況になったことは1度たりともない。
100歩譲って、1メートル進んでは止まる、を繰り返すような強烈な渋滞だったらクラッチ操作た辛いのはわからなくもない。
たかが赤信号で前の車がエンジンブレーキを使ったとして、「クラッチ操作が忙しい!」というのは逆にどういう状況なのかまったくわからない。

こういう時は、自分もエンジンブレーキをかければいいだけの気がするのだが。

もちろん、前に車2台分くらい空けて止まって、クリープでちょこちょこ動いては止まって、を繰り返すATはウザいことこの上ない。
そういう時は、どうせ止まっているし、ある程度空いてから詰めることにしている。
後が渋滞していたら、少しずつでも付いていかなければならないが。

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上り坂で停まる時、しっかりと真後ろについて止める

まぁ、これは比較的わかる。

上り坂でぴったり後ろにくっつかれると、確かに嫌だ。
AT限定だと、坂道発進で後ろに下がる、という発想がないのだろう。
恐らく教習でも習ってはいるはずだが、覚えてはいまい。

商業施設の駐車場や山道など、離陸できそうな角度の急坂なら別だが、一般的な緩やかな上り坂だったら、最近はアシスト機能が付いているからそこまで下がることもないだろう。

というか、急坂でなければ、MTの運転になれていれば下がることなく坂道発進は余裕でできる。

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信号待ちをしていて、先頭で停止してしまった場合

これは、まぁ、あり得ないだろう。

とくに後続車がパワーのあるAT車だったりしたら、信号が青に変わった瞬間に必死でシフトアップして加速しないと、後続車は当然のように途切れのない加速で続いてくるので、シフトアップで失速したら追突されてしまうかもしれないという恐怖が…。

とのことだが、一体何と戦っているんだ…?

シフトアップでの失速が命取りになるような状況って、どんな状況よ。
レースでコンマ1秒を争っているならわかるが、一般道では、MT車がよっぽどチンタラ走っているか、後ろのATが煽り運転しているくらいしかない気がする。
シフトアップでクラッチを踏んでいる時間なんてたかが知れているし、その程度の空走時間では減速したくてもできないだろう。
まさか、目に見えて減速するほど時間をかけてシフトアップしているわけでもあるまい…。

まあ、仮にこんな状況があったとしても、低いギアで引っ張って、一気に加速すれば解決するはずだが。

バックで車庫入れをしている時に、後ろを横切っていく歩行者や自転車が多い

もう、MT、AT関係なくなってるし。

きっと、バックモニターで見えているはずだとか、センサーで検知してブレーキを踏む装置がついているから安心だ、などと思っている確信犯的な歩行者も多いと思うのですが、MT車にはそうした機能はあまりついておらず、AT車のように急には止まれないので、ものすごくヒヤリとするのです。

ということだが、そもそも動いている車の後ろをすり抜けるような輩は、頭が空っぽだから、自動ブレーキがついているから大丈夫でしょうなんてことまで考えてないでしょ、たぶん。

右折レーンの先頭になってしまうとすごく憂鬱

これもないな。
少なくとも私は1回も感じたことはない。

MT車は1速、2速とシフトアップする時がいちばん時間がかかるので、右折レーンの先頭になってしまうとすごく憂鬱になる。
少し長めに隙間が空くまで待つことになるのです。そのため、せっかちな後続のAT車からクラクションで急かされる。
MT車が右折をし始めたらすかさず真後ろにピタッとついて右折をしてきて、シフトアップのタイミングで追突されそうになったり、かなり気を遣います。

だいぶ追突がお好きのようで…。
シフトアップのタイミングで追突なんて普通に運転していたらまずない。

それに、良い子は真似してはいけないが、ちょっと途切れた時の早曲がりは、私だってMT車で余裕でできる。
追突だとかシフトアップだとかを気にする前に、エンストを気にするのが正しいMT車乗りの憂鬱のなり方だ。

付け加えると、AT車なら、直進車両がちょっと途切れた隙に右折できてしまうような感覚、とあったが、これをやって右直事故を起こす不適合者の方がよっぽどたちが悪い。

まとめ

以前、何気なく見つけてツッコミを入れようと思っていた記事にようやくツッコミを入れられた。

ネタが無いのは察するが、こうもツッコミどころ満載だと逆に面白いからもっとやってほしい。

コメント

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