コーティング剤として定番どころのシュアラスターゼロウォーター。
今回、スピードビードと比べてどうなのか、ということが気になり、施工してみることにした。
施工直後の様子から、効果がほぼなくなるまでの耐久性も調べてみたので、是非参考にしてほしい。
シュアラスターゼロウォーターとスピードビードを施工
ではまず施工だ。
こちらは動画を公開しているのでそれを見てもらうのがまず手っ取り早い。
ゼロウォーターとスピードビードを施工していく
まずはおなじみスピードビードの施工からだ。
スピードビードは施工がとにかく簡単で、艶出しはもちろんのこと、ある程度汚れ落としまでしてくれる。
かなり深い艶が出ていることが見てわかると思う。
耐久性も屋外で2か月ほどと比較的高い。
続いて、シュアラスターゼロウォーターの施工だ。
施工の簡単さは、スピードビードと同等でなかなかいい。
艶感もある。
ただ、スピードビードと違って汚れ落としはそれほどできない。
写真ではわかりづらいのだが、比べるとシュアラスターゼロウォーターの方は汚れがちょっと目立ってしまっている。
上に貼った動画の3:30あたりからご覧になると、ちょっとは参考になるかもしれない。
水弾きの様子
それでは肝心の水弾きはどうだろう?
比較してみよう。
まずはスピードビードからだ。
スピードビードは疎水性で、水が一気にサッと引いていく感じの流れ方をする。
続いてゼロウォーターはどうか。
ゼロウォーターは、親水性だ。
どちらかといえば、いったん水が全体的に延びてから流れるようなイメージだ。
スピードビードのようにバシバシ弾く感じではない。
ゼロウォーターとスピードビードの耐久性長期試験!
この手のコーティング剤で気になるのは、施工直後の様子よりもどれだけ耐久性があるか?ではないだろうか。
少なくとも私自身はそうだ。
以前、スピードビードの耐久性を調べたことがある。
冬場でほとんど雨が降らないという条件だったので、今回は雨の多い夏場でやってみた。
施工日は2022年7月17日で、耐久試験は2022年9月12日まで行った。
気象庁によると、月ごとの降水量は下のグラフのとおり。
雨はそこまで多いわけではないが、台風でまとまった雨が降ったりしていた。
一週間後の7/24の様子。
上がスピードビードで、下がゼロウォーター。
当然どちらも劣化なし。
ゼロウォーターの方が気持ち水玉が大きい。
7/30の様子。
まだまだ弾いてしっかり流れている。
8/4の様子。
この日は雨が降ったので、水滴の様子がよくわかる。
やはり、ゼロウォーターの方が水滴が大きいように見える。
次は8/25。
一か月を過ぎると、だいぶ弾きが弱くなってきている。
9/3の雨の様子。
一か月前の8/4に比べて、ところどころ水玉が大きくなってしまっているのがよくわかる。
こうして見るとゼロウォーターの方がちょっと効果が弱いかもしれない。
9/12の様子。
この頃になると、両方ともほとんど水玉ができなくなってしまった。
水を垂らしても、べちゃっとして残ってしまう。
このあたりでほぼ効果切れとみなしてよいかもしれない。
まとめ
シュアラスターゼロウォーターと呉スピードビードの効果の比較をしてみた。
結果は、両方とも1か月くらいで効果が落ち始め、大体2か月ほどで効果が無くなってしまうということがわかった。
しかし、カンカン照りの日もあり台風の日もある夏場で2か月近くもったのは予想外だった。
意外と持ったなという印象だ。
以前、冬場に2か月余裕で持ったというのも納得いく結果だ。
今回比較して、やはり一押しはスピードビードだということを改めて思った。
大量に入っていてコスパが良く、施工も簡単、耐久性もある、というのでとても重宝する。
コメント