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マニュアル車の6つの魅力!オートマにはない魅力を語ってみよう

MT車
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MT車の運転を楽しんでいるかな?
それとも貴方はAT車乗りかい?
MT車の魅力は運転好きにはたまらないものだ。
もし、これを知らなかったり、食わず嫌いをしているのならば、それはとてももったいない。
AT車で楽しい♪なんていう次元で止まっていていいのだろうか。

その魅力を、MT原理主義者である私が語ろう。

MT車の運転の楽しさは、AT車では絶対に実現できない独特なものだ。

AT車でも楽しいなどとのたまう者もいるが、やはりMT車好きとしては納得できないものがある。

AT車にはない、MT車の魅力を再確認していこうではないか。

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ギアを自分で選ぶことができる

まさにMT車の最大の魅力は、このギア(シフト)チェンジだろう。
クラッチを切って、シフトを入れ、再度クラッチをつなぐ。
こんな単純な動作だが、実に奥が深い。

この動作があると無いとでは、運転の楽しさが全く違ってくる。
主体的に自分で運転をしているからだろうな。

もちろん、AT車であっても、集中してそれなりに考えて運転しているドライバーもいるだろう。
だが、残念ながら、AT車ではこの感覚は味わえないと断言する。
アクセルを踏んでいれば、車の方が勝手に最適なギアを選んでくれる。
確かに、ラクで、スムーズで、速い。
疑いようのない事実だ。

だが、車に「運転してもらって」本当に楽しいのか?
これには色々な意見があるだろう。

曰く、ハンドリングに集中できる。
曰く、アクセル開度でギアを制御できる。
曰く、マニュアルモードでギアチェンジできる。
曰く、F1を筆頭に、レースカーは皆オートマの時代だ。

もちろん、本人が楽しんでいればそれ以上何も言う筋合いはない。
MT車の選択肢がないので、泣く泣くAT車に乗らざるを得ない人も多いだろう。
しかし、ATしか乗れない人間がこれを言っているとしたら詭弁という他ないな。

MT車だとハンドリングに集中できないほど、余裕のない運転しかできないのだろうか。
アクセル開度でのギア制御はそれはそれで面白そうだが、本当に何段目か把握できているのか。
マニュアルモードとはいうけど、あれは単なるスイッチだ。
ゲームのコントローラーと一緒だね。それっぽく演出してるだけ。
MTの感覚とは似ても似つかないし、物によってはタイムラグもひどいしね。
レースカーは、確かに高性能なセミATやDCTなどを搭載して2ペダル化している。
その意味ではATと一緒だ。
だが、レースは0.1秒、0.01秒を争う世界。
人間がシフトチェンジするよりも、機械にやらせた方が速いからそのように進化したに過ぎない。
楽しさを語るのとはベクトルが違う。

運転に集中できる

意外に聞こえるかもしれないが、MT車は運転に集中できるのだ。

「いや、AT車の方がシフトに気を取られずに済むから集中できるはずだ」というAT車乗り諸兄も多いだろう。
確かに、これは大昔AT車の売り文句の一つだった。

だが、今の現実はどうだ?
AT車は簡単過ぎて、文字通り寝ていようが、スマホをいじりながらだろうが、楽勝で運転できてしまう。
はっきり言って、操作なんてあって無いようなものなので、運転以外のことがいくらでもできる。
実際、無免許の子供や免許をとったことがないという老害が乗り回していた、なんて笑うに笑えない事件も起こっている。

しかし、MT車はそうはいかない。
慣れればある程度は別のことはできてしまうのは事実だが、すぐにシフトチェンジが必要になる。
そのため、片手がふさがった状態では運転しにくいことこの上ない。
シフト操作をしないと、エンジンの回転数が上がりすぎて唸ったり、逆に加速しなくなったりする。
MT車に乗っていると、これらの違和感はちょっと耐え難いだろうがいかがだろうか?

先を読んだスムーズな運転を心がけることができる

MT車乗りの傾向として、比較的先を読みたがる、というのがある。
少なくとも私はその一人だ。

どういうことかというと、先の信号が変わりそうか?先の車の流れはどうだ?とかを気にして運転している。
なぜなら、それにより選択すべきギヤを決めているからだ。
先の信号が赤になりそうなら、ギヤはそのままか下げるか、だし、先の流れが速ければギヤを上げて加速しよう、という判断をする。
結果的にスムーズな運転になるのだ。

しかし、一部のへたくそなAT車乗りはそんなことお構いなしだ。
全力で赤信号に突っ込んで行ったかと思えば急ブレーキ。
車間距離も一定でなく、加速と減速を繰り返す。
MT車でそんなことをしたら、シフトチェンジが忙しくて仕方がない。

最適なギヤを選択する、という概念がないので、運転がテキトーになってしまうのかな。

アクセルのフィーリングが自然

ちょっとマニアックな視点だが、これが好きでMT車に乗っているという人もいるはずだ。
私がそうだ。

MT車は、アクセルを踏むと、すぐに回転数が上がり、ぴったり速度が連動するという感覚だ。
当たり前と思うかもしれないが、AT車は構造上、若干のタイムラグがある。
最近は、直結時間を長くしてラグをなくす努力をしているが、やはりATはATなのだ。

MT車乗りは、AT車のこの「滑る」感覚に違和感を覚えることがある。
気にならない人はいいのだが、一度これが気になってしまうと、途端にAT車の運転にストレスを感じてしまうことになる。

私は、一度、CVTの車に乗っていたことがある。
家族が運転するというので、事情により、選択肢の少ない中から選んだ車種がCVT搭載のモデルだった。
買った当時は、「ファミリーカーだし、前のMT車よりつまらないのは当たり前だよな」くらいにしか思っていなかったが、何年か乗っているうちに段々と運転が苦痛になってしまった。

CVT特有のラバーバンドフィールってやつだ。
MT車で言えば、常にクラッチが壊れて滑っているような違和感。
アクセルを踏んで、回転数が跳ね上がって、一定の回転数に貼り付いてから、ワンテンポ、ツーテンポ遅れて加速が始まる感じだった。
これがとにかく気持ち悪かった。

MT車は、エンジン側とミッション側がクラッチを介してガッチリつながって、それぞれのギヤが噛み合っている。
つまり、発進時の半クラッチ以外は直結状態で、ロスがほとんどない。
アクセルを踏んだ瞬間からエンジンの力が伝わる。
その結果、ドライバーの意志と車の動きが一致することになる。

急発進や踏み間違いをある程度防止できる

何かと話題になっている急発進や踏み間違い。
これもAT車の弊害の一つだ。

AT車は、アクセルを踏みさえすれば、サルでも加速できる。
その結果、フルスロットルで建物や人間に突っ込むバカ者が後を絶たない。

MT車は、急発進は意図的に操作をしない限り、まずできない。
クラッチを切って、アクセルをふかして、1速にバチっと繋がなければ急発進しない。
さらに、止まろうとして間違えてアクセルを踏んでしまった、となってもクラッチを切ればそれ以上加速しない。
ブレーキを踏むのとクラッチを切る操作はほぼセットだから、止まろうという意思さえあれば、MT車乗りならば、どこかのタイミングでクラッチを切るはずだ。
AT車のように、ブレーキを踏んでいるつもりでアクセルをさらに踏み抜く、という奇妙な操作はすることはない。

ちょっと他人と違う感じを演出できる

MT車は日本の中で2%しか登録されていない。

トラックなど商用車を除けば、MT車というだけで超激レアな車というわけだ。

MT車を運転している、というだけでそこらの他人とはちょっと違う、という自己満足を得ることができるのだ。
そう、あくまで自己満足だ。
それでも車好きとしては精神衛生上好ましいことだろう。

別にMT車が運転できるからって、一目置かれるわけでも、異性にモテるわけでもないので注意してほしい。

まとめ

MT車の魅力を思いつく限り語ってみた。
まだまだたくさんあるだろうが、大体この辺りに落ち着くだろう。

AT車ばかりの昨今、MT車の魅力を今一度振り返ってはいかがだろうか?

車に乗せられるのではなく、自分で車を運転する感覚。
スムーズな運転技術の習得。
そして運転の気持ちよさ。
意外な安全性。

教習所のトラウマがあるかもしれない。
不安もあるかもしれない。
だが、MT車の運転は決して特別なものではない。

私ははっきり言って運動音痴の部類だ。
それでも普通に運転できている。
昔は老若男女問わず、MT車を運転していた。
本来なら誰でもできるはずなんだ。

是非、MT車の運転にチャレンジしてみてはどうだろう?

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コメント

  1. 通りすがりのAT乗り より:

    こんにちは。通りすがりのAT乗りです。

    つい先日、見た目だけでアバルトの124スパイダーを購入しました。

    買う時はATだと思い込んでいたのですが、買った後にMTだということに気付きました。(!?)

    その時は「MTって大変じゃん!ヤベェ~こりゃ絶対エンストするわ!オワタ!」と焦っておりました。

    ですが筆者様のいくつかの記事を読み、今までATしか運転してこなかったのに「 運転楽しい♪俺、運転大好き♪ 」と思っていた自分が恥ずかしくなりました。そしてMTの楽しさにも俄然興味が湧いてきました!

    前向きな気持ちで考えてみると、間違えてMT車を購入(!?)するなんて、これはなにか、運命のようなものを感じます!

    他のMT車で練習して、納車までにはなんとか運転できるようにしたい!そしてゆくゆくは私もMT原理主義者の一人になります!

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