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雨の日の洗車は拭き上げいらずでメリットばかり?ワックスも試してみた!

メンテナンス
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休日の昼下がり、天気は雲一つない快晴。
道を歩いていると洗車をしている人がよくいる。
私も天気のいい日は、「絶好の洗車日和だ!」とばかりに気持ちよく洗車をしていたものだ。
だって、洗車を終え、ワックスをかけ、太陽に照らされているピカピカの愛車、気分が上がるのも当然だ。

でもね。

快晴の日の洗車は、自分の気分が上がる以外はあんまりメリットがなかったりする。
だからよく、洗車は日が沈んでからにしましょうとか、曇りの日にやりましょう、とよく言われる。

それも間違ってはいない。

しかし、通の洗車は雨の日。
これ。

それに土砂降りであればあるほどいい。
これだね。

今回は実際に雨の日に洗車をして、ワックスがけまでやってしまった私の体験談を披露することにしよう。
結論から言うと、雨の日でも全然いけるじゃん!ということだ。

ただし、少なからず手抜きをしている洗車なので、自己責任でお願いします。
これを真似してみて、傷がついたとかきれいにならない、となっても当方は責任を負いません。

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雨の日の洗車の魅力

雨の日の洗車はメリットだらけでとても魅力的だ。

  • 水をかけなくていい
  • 絶対に乾かないので、水染みが残らない
  • 洗い流す必要がない
  • 拭き上げなくていい

パッと思いつくだけでもこれだけある。
どれもこれも面倒な工程だな。
まぁ、それが洗車の楽しみでもあるということは、私自身も感じることだし、否定はしないが。

とくに、賃貸暮らしの人にとっては、そこら中に水を撒くわけにもいかないし、スペースも限られている。
洗車機にかけたり、洗車場に行くのも面倒だ。

そんな時は雨の日を狙って洗車をするといい。
メリットを順番に見ていこう!

水をかけなくていい

洗車の前には、水をかけて砂やほこりを落とすという作業が必要だ。
これをしないと、こするたびに車体に傷をつけることになる。

雨が強いと、すでに砂などはほとんど落ちている状態だ。
この状態で、泡で優しく拭いてやれば車体に傷をつけることなく汚れを落とすことができる。

絶対に乾かないので、水染みが残らない

晴れた日の洗車の最大のデメリットは乾燥だ。
よほどのことが無い限り、洗車は水道水でやるだろう。
この水道水が問題なのだ。

水道水には、カルシウムやマグネシウムといった、いわゆるミネラルが混じっている。
だから水道水が車体表面で乾くと、このミネラルが白く残ってしまう。
雨水にはこれらがほとんどないので、乾いてもシミが残らない。

このシミが、イオンデポジットとかウォータースポットとか呼ばれているやつだ。
(詳しい定義は置いといて…)

下記のサイトでとても分かりやすい実験をされていたので、是非参考にしてほしい。

水ジミ(イオンデポジット・ウォータースポット)の原因を解明!純水、水道水、雨水を比較実験! - BeautifulCars(ビューティフルカーズ) 洗車と磨き、コーティングのプロショップ
※このページでは水ジミ(イオンデポジット・ウォータースポット・水垢)の付く原因、メカニズムを検証、解説していきます。水が乾いて付いてしまうこ…

洗い流す必要がない

霧雨程度の雨なら別だが、ある程度まとまった雨ならば、あえて洗い流す必要はない。
勝手に流れていってしまうからね。

水で濡らしたマイクロファイバークロスなどで泡をふき取れば十分だ。

拭き上げなくていい

これも当然のことだが、最後の仕上げとして拭き上げをしなくてもいい。
というか、雨の日はしても無意味だ。

この拭き上げも意外とクセモノで、晴れている日は時間との勝負になる。
水道水が乾くとシミが残ってしまうからね。

雨の日は絶対に乾かないから安心だ。

雨の日の洗車のデメリットは?

ここまで読んで、デメリットはないの?と感じたのではないだろうか?

もちろん、デメリットだってある。
世の中に完璧なものはないからね。

  • 完全に不審者
  • 傘をさしながらだとやりにくいし、ぶつけやすい
  • 乾燥させる系のコーティングができない
  • 少なからず雨に濡れてしまう

順番に見ていこう。

完全に不審者

雨の日洗車の最大のデメリットと言ってもいいのが、これだろう。

世間一般では、洗車は晴れた日にやるもの、少なくとも雨が降っていない日にやるもの、という固定観念がまだまだ根強い。
某コミュニティでも、天気が良かったので洗車しました!みたいな投稿をよく見かけるのもその証拠だろう。

想像してみてほしい、土砂降りの日に傘もささず、ウインドブレーカーに身を包み、一生懸命洗車をしているオッサンの姿を。
どう見ても頭がイカれてしまったようにしか見えないのではないだろうか!?

こればっかりは、強靭な精神力でどうにか押し切るしかない。

通報されたらご愁傷様だ。

傘をさしながらだとやりにくいし、ぶつけやすい

ウインドブレーカーなどが無い場合は、傘をさしてやることになるが、これはあまりおすすめできない。
片手がふさがってしまってやりにくいし、傘が車体に当たって傷がつく可能性が高いからだ。

私も、最初は傘をさして作業をしていたが、さすがにやりにくいし、ガンガン当たるので傘をささなくなった。

乾燥させる系のコーティングができない

私はワコーズのバリアスコートというコーティング剤を使っている。
パッケージの使用方法には、施工後に乾燥させるよう書いてある。

したがって、雨の日はこういった、「施工後に〇〇時間乾燥させる」というコーティング剤が使えない。

使いたい場合は、雨が降っていない時にやるしかない。

少なからず雨に濡れてしまう

雨の日なので、当然濡れてしまう。
上下のウインドブレーカーと長靴で完全武装しておけば大丈夫ではあるが、そうでない場合はある程度濡れることは覚悟しておいた方がよいだろう。

実際の雨の日洗車の様子

さて、雨の日洗車の魅力は伝わっただろうか。

いよいよ実際の作業の様子を見ていこう。

朝8時頃の作業

がっつり雨が降っている。
絶好の洗車日和だ!
では始めよう!

まずはボンネットに、ペルシードのドライウォッシュをbukkakeる。
多分、この使い方は間違っているのだろうが気にしない。

なんなら、水洗いだけでも全然問題ないので、この工程はすっ飛ばしてもいいくらい。

泡だらけになったので優しく拭き取っていこう。

ボンネット全体を洗浄する。

この調子で車体全体を同じように洗っていく。

洗った後は、ワックスがけまでしてしまおう。
これがまた信じられないことに、ちゃんとできてしまったのだ。

お馴染み、スピードビードだ。
分量も多いし、施工もかなり楽、しかも耐久性も高いので、コスパはかなり良い。
私のお気に入りだ。

雨だろうが構わず吹きかけて、新しいマイクロファイバークロスで伸ばす。

拭き取った感じはこんな感じ。
水を弾いたような拭き跡になっている。

ボンネットの左右の様子。
こっちはスピードビード施工後の助手席側。

次は未施工の運転席側。

助手席側の方が若干撥水力が高くなっているようだ。

左右の様子を一望するとこんな感じになっている。

以上が、朝8時過ぎに行った洗車だ。

同日午後2時頃の様子

朝、一通り洗車→ワックスがけを終わらせて、午後2時頃に様子を見に来た。
この日は一日中雨が降っていたので、雨の日洗車の検証環境としてはうってつけだ。

結果的に、ワックスをかけた時特有の水弾きの様子が見られた。

ボンネットも良い感じだ。
これぞ、THEワックス後といったところだろう。

サイドも良い感じに流れている。

一応比較対象として、未施工のミラー上。
ちょっと水滴がべちゃっとした感じだな。

雨の日洗車の翌日

洗車当日は良い感じにザーザー降りだったが、次の日はうって変わって良く晴れた。
検証が捗って良いね。

サイドの様子。
シミ一つなく、直前にワックスがけしました、と言われても違和感がないくらい。

ボンネットもこのとおり。

反対側サイドの様子。
駐車場の白線の映り込みがおわかりいただけるだろうか。

隣の車の映り込みもこのとおり。
画像右側の白い粒は、メタリックカラーのラメっぽいやつなので品質には問題ありません。

こちらも比較対象として、洗い残し部分。
サイドステップあたりだ。
他の部分の汚れがしっかり落ちて、なおかつツヤツヤになっているのがお分かりいただけるだろう。

まとめ

今回雨の日洗車をやってみたが、とても簡単にできる割には仕上がりも普段の洗車と遜色なかった。

賃貸だととにかく洗車ができず、汚くなっても洗車に二の足を踏んでいたが、雨の日洗車なら水も用意しなくていいし、拭くだけなのでとても楽だ。
車の最大の敵、水道水の乾燥によるイオンデポジットの発生もないので、車体にとてもやさしかったりする。

不審者と思われるのに耐えられるのであれば、やってみる価値は十二分にある。

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