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マツダCX5 20S試乗!内外装、走行性能をレビュー、これは非の打ち所がない?

AT車
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マツダCX5 20Sに試乗した。
マイナーチェンジ後で、2022年最新型だ。

結論から言うと、半端ない完成度で、これ一台あれば普段使いで困ることはまずないだろう、と感じた。

外見の好みは人それぞれなので多くは語らないが、すっかりおなじみとなったマツダのデザインを踏襲している。
マイナーチェンジでヘッドライトとテールライトのデザインが変わり、個人的にはちょっとBMW?っぽくなっているように見える。

詳しくレビューしていこう。

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車体の大きさ、エンジンなどのスペック

cx-5 20sの車体の大きさは、全長4575mm、全幅1845mm、全高1690mm、ホイールベースは2700mmだ。
意外と見た目ほど大きいわけではない。

エンジンは2リッターガソリンエンジンで、最高出力は155ps、最大トルクは196N・m。
トランスミッションは6速ATで、駆動方式はFFだ。

燃費は14.8km/Lとなっている。

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エクステリアデザイン

cx-5 20sは、マツダの「魂動デザイン」を採用しており、力強いフロントノーズに薄型ヘッドライト、大型グリルが特徴だ。
サイドビューでは、傾斜の強いAピラーとDピラーが組み合わされたクーペっぽいスタイリングと言えるだろう。
リアビューでは、丸みのあるリアエンドに小さなテールランプと傾斜の強いリアウィンドウが組み合わされ、これまた力強い印象を受ける。

エクステリアデザインに関するよくある感想としては、「美しいスタイリング」、「上質感とスポーティさを兼ね備えたデザイン」、「存在感のあるスタイリング」などがあるが、まさにその通りだろう。

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インテリアデザインと使い勝手

cx-5 20sの室内は他のマツダ車と同じようにシンプルなデザインで、樹脂とメタリックパーツやソフト素材を組み合わせていて高級感がある。

メーターはオーソドックスな3眼式で、視認性が非常に高い。
流行の液晶メーターみたいなのではなく、針と目盛りが付いているメーターなので、私のような古い人間には安心感がある。

ダッシュボード中央のマツダコネクトの画面は、現行世代(2022現在)では横長になって、視認性があがっている。
デザイン的には横に間延びしている印象を受けるが、視認性は旧型よりこちらの方が良い。

シートに座った感じは、最初はちょっと固いかな?と感じるが、座っているうちに慣れてきて、逆にこのくらいの固さがちょうどいいのでは?となってきて非常に座り心地が良い。

後部座席の広さは十分で、175cmの私が運転席ポジションを合わせても、拳2個分くらいの膝前スペースがある。

リアシートは分割可倒式で床下ラゲージボックスも装備されており、積載性が高いので、荷物を積むのに困ることはほとんどないだろう。

ちなみに、リアシートを倒すレバーがラゲッジスペース横にあるので、わざわざシートまで手を伸ばさなくても倒すことができるので、地味に便利だ。
実用性は非常に高いと言える。

ただし、視認性は相変わらずで、左右を確認するときにAピラーがちょうど目に入る位置にあるので、体を動かしながらでないと左右がよく見えない。
ここは注意すべきだろう。

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走行性能

ハンドリングのクイックさ

cx-5 20sは、これまた他のマツダ車と同じようにハンドリングがややクイックだ。
切ったらすぐに向きを変えてくれる。

そして、意外にも左右にスラローム的な動きをしてもすぐさま反応して動いてくれる。
重心の高いSUVにしてはかなり運動性能が高いと言えるだろう。

さらに、Gベクタリングコントロールプラスが採用されていて、ハンドル操作に応じてタイヤの駆動トルクが最適化されているので、コーナリングもスムーズだ。
SUVらしからぬ走りで、大げさではなく、私の乗っているアクセラスポーツ15Sとも遜色がなかった。

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足回りのフィーリング

cx-5 20sは、フロントはストラット式、リヤはマルチリンク式のサスペンションで、安定性は非常に高い。
私自身はもともと固めの足回りの車に乗っていたので、それほど気にならないが、人によっては足回りはやや固めと感じることもあるかもしれない。

しかし、それでも現行型の乗り心地はかなり改善されているようで、足回りの固さに関する感想としては、「しなやかで快適な乗り心地」、「段差や振動を上手く吸収するサスペンション」、「硬すぎず柔らかすぎずのちょうどいい硬さ」などが見受けられる。

2リッターガソリンエンジンでの走行フィーリング

cx-5 20sの2リッターガソリンエンジンでの走行フィーリングは、やはり車体の重さから、出足はややもっさりするが、走り出してしまえば中低速域では軽快でスムーズな加速感があり、高速域でももたつくことはほとんどない。

2リッターガソリンエンジンでの走行フィーリングに関する感想としては、「小排気量ながらも十分なパワーがある」、「レスポンスが良くて気持ちいい」、「燃費も良くて経済的」などがよくある。

トランスミッションのフィーリング

cx-5 20sのトランスミッションは、お馴染み6ATだ。
CVT全盛のこのご時世、トルコンATを採用しているのは好感が持てる。

運転した感じは、これまた昔ながらの普通のATといった感じで、メーカーが宣伝しているCVTとDCTのいいとこ取りとまでは感じなかった。

ちょっと気になった点としては、アクセルを軽く踏み増した時に謎の「間」がほんの一瞬だけあった後に加速することだ。
MTでもCVTでも、軽く徐々にアクセルを踏み込んでいくと、それに応じてスムーズに加速するのが今の車なのだが、個体差なのか、私がアクセルを踏んだタイミングがたまたまシフトチェンジのタイミングと重なったからなのかわからないが、そこは違和感があった。

静粛性の高さ

cx-5 20sは、ボディやドアの剛性を高めるとともに、吸音材や遮音材を効果的に配置することで、静粛性を上げてきている。
その結果、エンジン音はやや入ってくるものの、タイヤ、風切り音などの騒音を低減はもちろん、走行時の振動や揺れも抑えることで快適性がかなり高まっている。

私も運転していて、マツダ車なのに(失礼)この静粛性はすごいな、と思ってしまった。
ちなみに私の乗っているアクセラスポーツ15Sは、このCX5より一世代前なので、静粛性はイマイチだ。
さらにその前のBL型のアクセラスポーツにも乗っていたこともあるが、こちらはさらに酷く、ロードノイズを抑える気ないだろ、と言いたくなるくらいだった。

まとめ

CX-5はめちゃくちゃ完成度が高く、いい車だ。
別にSUVには興味はなかったのだが、この走行性能、利便性、快適性がそろっていれば、そりゃ売れるよね、というのが正直な感想だ。

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