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クラウンアスリートハイブリッド2.5S乗ってみた!走行と乗り心地のインプレッション

AT車
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私の弟が中古のクラウンアスリートハイブリッド2.5Sを買った。
もちろん、中古で鬼ローンだ。

それでも、ディーラー車でそこそこ程度が良いのが240万円ほどだったので、お買い得ではあるだろう。

乗せてもらったり運転させてもらったりしたので、そのインプレッションをお伝えしよう。

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クラウンアスリートハイブリッド2.5Sの概要

今回乗ってみたクラウンアスリートは、210系のクラウンだ。
よくタクシーやパトカーで走っている型だ。

初め出た時は奇抜なデザインだな、と思ったが見慣れるとそうでもない気がする。

スペックを引用しよう。

goo-netより https://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/CROWN_HYBRID/10099866/

クラウンアスリートハイブリッド2.5Sの走行インプレッション

では早速クラウンアスリートハイブリッド2.5Sに乗ってみた感想をお伝えしよう。

乗ってみて最初に感じたのが、「クラウンのイメージとは違うな…」ということだった。
良くも悪くもクラウンらしくない。

クラウンと言えば、日本の高級車の代名詞であり、静粛性と乗り心地が高い次元でバランスしているというイメージがある。
実際、昔子供のころ、家のクラウンワゴンに乗ったときは、外の音がほとんどせず、しかも揺れなかった。
おかげで、よく車の中で寝ていたものだ。

しかし、このクラウンアスリートはそうではなかった。

確かに静かではあるのだが、意外と外の音が聞こえるし、乗り心地にいたってはクラウンの割には固いと感じた。

だが、決してレベルが低いというわけではなく、あくまでクラウンのイメージとしては、だ。
クラウンロイヤルであれば、もしかすると昔ながらの静かで乗り心地の良いクラウンなのかもな。

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クラウンアスリートハイブリッド2.5Sの走行性能

では走行性能はどうか。

まずは加速性能。
アクセルを踏み込めば重い車体をものともせずにグングン加速していく。
少なくとも、これ以上の加速は日本では絶対に必要ないというほどすさまじい加速をする。

3.5リットルやそれ以上の加速には及ばないのだろうが、この2.5ハイブリッドの加速は十分すぎるものがある。

出足はモーターのアシストがあるため、これまた車重の割には比較的スムーズに発進する。

車体の重さを感じさせる場面はあるものの、加速がもたつくということはない。

コーナーリング性能はどうだろうか。

これも申し分ない。
ほぼ直角のカーブであっても、何事もなかったかのように曲がっていく。

FRらしくステアリングがとても軽く、オンザレール感覚で曲がっていく。
自分のアクセラスポーツもオンザレール感覚の非常に優れたハンドリングではある。
しかし、やはりFFは前のタイヤで前進と旋回を同時に行っているという構造上、振動や重さといった「雑味」のようなものがある。
FRのクラウンアスリートは、ステアリングに余計な振動や重さが伝わらず、非常にあっさりした切り心地だ。

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クラウンアスリートハイブリッド2.5Sの乗り心地

乗り心地ははっきり言ってかなり固めだ。

これまた自分のアクセラスポーツとの比較になってしまうが、こっちも相当固めの乗り心地で、段差でゴツゴツと振動が伝わってくる。

今回乗ったクラウンアスリートもそんな系統の乗り心地だ。
少なくとも、高級車のイメージの「揺れない」乗り心地とは違うということは断言できる。
昔ながらの乗り心地がソフトで静粛性が高いクラウンをイメージしていると、肩透かしを食うだろう。

つまり、よく言えばスポーティな足回り、悪く言えばクラウンにしては乗り心地が悪い

シートは固過ぎず柔らか過ぎず、ちょうどいい感じだ。
もちろんパワーシートで、無段階に調整できるので自分に合ったポジションを選択できる。
腰のサポートも調節できるのも良い。

後部座席は驚くほど広い、というわけではないが、十分な広さが確保されている。
身長176センチの私が運転席のシートポジションを最適な位置に設定して後部座席に座ったところ、膝前の空間がこぶし2つ分くらいは開いていた。

コンソールボックスの後ろにはエアコン吹き出し口もあるので、後部座席の快適性もばっちりだ。

クラウンアスリートハイブリッド2.5Sに乗っていて思うこと

走行性能や乗り心地などは、良くも悪くもクラウンらしくないが、加速は凄まじく速いし、固められた足回りでコーナーリングも素晴らしい。

これだけではない面白さがクラウンにはあるのだ。

まず、煽られない。
これは普段乗っている弟の談だ。
法定速度程度で走っていても、比較的車間距離を開けてくれる。

デミオやMR2では煽られていたのだが、クラウンに乗り換えてからはそんなことはなくなったそうだ。

そして、覆面パトカーに間違えられる。

幕張の海沿いの道は、3車線もある上に制限速度が50Km/hしかなく、警察のドル箱路線なのだ。
ここで法定速度で流しつつ、景気よく抜いていった車の後ろにスッと車線変更をすると、あからさまにスピードを落とす。
まさに覆面パトカーによく使われるクラウンならではの現象だろう。

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まとめ

クラウンアスリートハイブリッド2.5Sは、重さを感じさせる場面はあるものの加速は十分すぎるほど速い。
乗り心地は昔ながらのクラウンというわけではなく、むしろ固められていて細かい振動は伝わってくるが、コーナーリング時の安定性が非常に高く、急カーブでも全く不安を感じさせることなく曲がっていく。

とはいえ、運転が面白いか、と言われると実はそういうわけではない。
どちらかと言えば、攻めた走りをするのではなく、適当に流して乗る車のように感じる。

そのような用途ではむしろアスリートよりロイヤルの方が向いているのではないだろうか。

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