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私がやっている安全運転のための心がけ6つ

MT車
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車に乗るからには絶対に安全運転をしなければならない。
もちろん、私もできる限り安全運転を心がけているつもりだ。

安全運転の目安として、「安全運転5則」というものがある。

  1. 安全速度を必ず守る
  2. カーブの手前でスピードを落とす
  3. 交差点では必ず安全を確かめる
  4. 一時停止で横断歩行者の安全を守る
  5. 飲酒運転は絶対にしない

の5つだ。

どれも当たり前と言えば当たり前なのだが、気を抜くとすぐに無視してしまうことばかりだ。
凡事徹底が意外と難しい。

今回、これを踏まえて、私が安全運転で心がけていることをお伝えしようと思う。

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安全速度を守る→適切な車間距離

安全な速度で走るのは基本中の基本だ。
まぁ、現実問題、法定速度が必ずしも最適かと言われるとそうとも言い切れないのだが、どんなに速くても流れに乗る程度には速度は抑えよう。

速度を出し過ぎていると、とっさの操作が難しくなるし、万一当たってしまったら、他の車や人に対しての被害も大きくなる。
ぶつかった時の衝撃は速度の2乗に比例するので、速度が2倍になると4倍になる。
飛ばしたい衝動はわからなくもないが、そこはぐっとこらえよう。

安全速度を守る、とあるが私はそれに付随する形で、車間距離を適切に開ける、ということを強調したい。

適切な車間距離を開けることは、追突事故防止はもちろん、余裕を持った運転をすることができる。
ちなみに、三井住友海上の調査によると、車同士の事故は追突が41%と圧倒的に多いようだ。

三井住友海上より

追突されるのはある意味避けるのが難しいが、追突するのを防ぐことは比較的簡単だ。
自分の前に車がいなければいい。
そのためには、車間距離を開ければ、自分の前に車がいないという状況を作り出すことができる。

もちろん、あまりに開けすぎて後続車に迷惑がかかるようでは本末転倒なので、流れに乗ったうえで車間距離を開けるのが鉄則だ。

適切な車間距離とは?

車間距離を開けようと言っても、ではどれくらい開ければいいの?という疑問が湧いてくるだろう。

とりあえず信頼できそうなデータを探してみたら、佐賀県警が速度と安全な車間距離一覧を公表していたので引用しよう。

もう20年ほど前になってしまうのだが、私が教習を受けていた時には、車間距離は速度と同じメートル開けるように教わった。
佐賀県警のはそれよりも10メートル前後短いが、あくまで理論値ということだ。
実際は反応が遅れたりすることもあるので、速度メートルと覚えておいて差し支えないだろう。

ちなみに、点線のセンターラインは長さ8m、間隔12m、合計20メートルなので、点線の場合はこれを目安にできる。
40キロで走っていたら、前の車と点線二セット分開ければよいことになる。

カーブの手前でスピードを落とす

イキがってスピードを出して、カーブを曲がり切れずに事故、というのがよくある。
あえて言おう、ド下手クソであると。

実際、これで同乗者を死なせてしまった大バカ者もいるので始末が悪い。
下の動画は、昔からある動画なのでご覧になったこともあるかもしれないが、典型的なオーバースピードによる事故だ。
まぁ、この阿呆は警察に悪態をついた挙句、この期に及んで悲劇の主人公である自分に酔っているような発言をしている。
安いドラマのセリフじゃないんだからさ…。
反省しているかはわからんが、まともな神経が残っていれば、一生トラウマになってもおかしくない。

というわけで、カーブの前ではスピードを落とすのは基本中の基本だ。
ちなみにサーキットでのスポーツ走行も、曲がり切れない速度で突っ込むのは下手くそだ。
上手い人になればなるほど、スピードを落としてコーナーを抜ける。
スローイン・ファストアウトというやつだ。

上級者は、このブレーキングがバツグンに上手い。
たまに勘違いしている人がいるが、プロはハンドルさばきや荷重移動だけで、コーナーを高いスピードで曲がっているわけではない。
極論すれば、曲がれる最大限のスピードまで落としているだけだ。
できるだけ遅いタイミングでブレーキをかけてコーナーに飛び込む、これをドンピシャで決めるのがプロだ。

一般公道でもそれは一緒で、確実に曲がれる速度まで落とす必要がある。
もちろん、限界までブレーキを遅らせるということはしない。
そして当然ながら、ちょっとしたカーブで、いちいち止まるくらいまで減速するのは、後続車に迷惑なので自分の車の運動性能の範囲内でスムーズに、軽快に曲がれる速度を体得しよう。

交差点では必ず安全を確かめる

交差点も事故の多い場所だ。
事故原因でも、追突に次いで2番目に発生件数が多い。

見通しのいい交差点の場合は特に注意だ。
意外にも、障害物も何もない見晴らしのいい交差点で事故が多いと聞いたことがある。
裏を取ろうと調べてみると、「コリジョンコース現象」という錯覚が原因らしい。

GAZOOの動画でわかりやすく紹介されていた。
いや、これマジで怖いです。
本当に横からくる車が止まっているように見えてしまう。

見通しが悪いところは、カッコ悪くても速度を落として走るべきだ。
双方突っ込んで、事故るほうがよっぽどカッコ悪い。

一時停止で横断歩行者の安全を守る

意外と守られていないのが一時停止だ。
まぁ、陰に隠れて「1秒(3秒?)以上止まっていなかった!」とか言いがかりをつけてくる警察がいるのも事実だが、一時停止は基本的にはきちんと止まるべきだ。
運転経験を積んでいくと、一時停止の場所は合理的な位置にある、と気づくだろう。

見通しが悪かったり、脇道から幹線道路に合流する場所だったり、危険が付きまとう場所に一時停止がある。
特に歩行者がからむ場所では、加害者にならないように細心の注意を払う必要があるだろう。

そして、横断歩道。
歩行者が渡ろうとしている時は、基本的に譲らなければならない。
警察が点数稼ぎをしている時には、「歩行者妨害」を取られかねない。

何より、譲り合いの精神を持てば、意外に気分もいいものだ。

飲酒運転は絶対にしない

これは、安全運転以前に犯罪なので説明不要だろう。
飲んだら乗るな、乗るなら飲むな、ただそれだけだ。

かもしれない運転を心がける

ここからは安全運転5則から離れるが、とても重要な「かもしれない運転」だ。

私自身もかもしれない運転は心がけている。
むしろ、「周り全員、私への突撃の機会をうかがっている運転」と言っても過言ではない。
わかってもらえる人にはわかってもらえると思う。

横道から出てこようとしている車は、横から突っ込んでくるに違いない。
そこの死角から車が飛び出してくるに違いない。
並走している車は、いきなり車線変更してくるに違いない。
信号待ちしている車もいきなり気が変わって車線変更してくるに違いない。
前の自転車や原付はコケるに違いない、もしくはいきなり横切ってくるに違いない。

など、挙げればキリがないが、このくらい疑ってかからないと、本当に信じられない動きをしてくる輩は存在しているのだ。

まとめ

安全運転について、速度や車間距離、交差点、心構えなどを解説してみた。

運転を楽しむのももちろん大事だが、それ以上に安全運転は大事だ。
車を運転する以上、自分が被害者になるのは嫌だし、加害者になるのはもってのほかだ。

是非安全運転を心がけながら楽しんでほしい。

ちなみに、かっ飛ばしてカーブを攻めるとか、カッコ悪いにもほどがあるので、やらない方がいいし、どうしてもやりたいなら人がいないところで一人でやりましょう。

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