アイドリングストップ機能は、最近の車にほぼ必ずついている。
しかし、このアイドリングストップが実は大して環境に良いわけでもないのではないか?とか、そもそも運転するのにいちいち止まってうっとうしいとか、バッテリーの消耗が激しいし、しかも高価、というようなネガティブな意見が多いのもまた事実。
アイドリングストップキャンセラーなるものも販売されていて、アイドリングストップをキャンセルしたいというニーズが多いのだろう。
かく言う私もアイドリングストップはうっとうしいと思っている一人で、常時OFFにしている。
今回は、そんな諸兄のためにアイドリングストップキャンセラーを使わずに、アイドリングストップを常時OFFにする方法をお伝えしよう。
アイドリングストップOFFのスイッチを押しっぱなしにする
といっても、特に難しいこともなく、拍子抜けするくらい原始的な方法だ。
内装をばらしたり、配線をいじったりする必要もない。
アイドリングストップスイッチを何らかの方法で押しっぱなしにできればよいのだ。
つまり、こういうことだ↓
これは何をしているのか?というと、アイドリングストップスイッチが戻ってこないように、結束バンド(タイラップ)の切れ端を挟んでいるだけだ。
別に結束バンドでなくても、期限切れのクレジットカードのように、ある程度厚みと硬さのあるプラスチック片であれば何でもいい。
ただ単に、結束バンドが手元にあって、程よい厚さと硬さだったので利用したに過ぎない。
こうすることで、スイッチを押し込んだままの状態になるので、毎回エンジンをかけるたびにスイッチが自動的に押されて、アイドリングストップがオフになるわけだ。
アクセラだけでなく、最近のマツダ車が大体共通してこのスイッチなので、アイドリングストップがうざいと思う方は是非試してみてほしい。
ただし、自己責任でお願いします。
ちなみに私は1年ほどこの状態だが、特に不具合はない。
ボンネットの開閉センサーをはずす
たいていの車は、ボンネットが閉まっていることがアイドリングストップの条件になっている。
そこで、その性質を利用してアイドリングストップキャンセルをすることができる。
下の画像はエンジンルームの写真だが、画像の文字のとおりこのあたりにボンネット開閉センサーがある。
カバーのクリップを外すと、センサーがねじ止めされている。
狭いので、オフセットドライバーで外そう。
私はオフセットドライバーを持っていなかったので、先端を付け替えられるタイプのドライバーの先端パーツをラジオペンチで持って、無理やり取った。
センサーが宙ぶらりんになるので、テープや結束バンドで適宜止めておこう。
ただ、私は、外すところまでは試したが、結局この方法は使わずに、すぐに留めなおした。
少なからず配線をいじることになるので、どんな影響が出るかわからないからだ。
ちょうどボンネットフードのストライカー(Uの字になっているところ)が当たるところなので、何かの拍子に挟んで断線…なんてことになっても困るしね。
その辺り、ビビりなのでやっていないです。
まとめ
アイドリングストップは、見た目上は環境によさそうだが、バッテリーの消耗が早かったり、バッテリー自体が巨大で高価なので、バッテリーの製造の方が環境負荷が高いんじゃね?と思ってしまったりする。
そもそも、すぐにエンジンがかかるとはいえ、一瞬の間があるので、ドライビングフィールもいまいちよろしくない。
ということで、キャンセラーを使わずに、手軽にアイドリングストップをキャンセルし、常時オフにする方法をご紹介した。
是非参考にしてほしい。
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